プロフィール
フランチェスコ・キャタンティより
アンドレア・ロモリは1944年にフィレンツェで生まれ、1973年に物理学を卒業 、その後34年間 宇宙設備の大手会社にてレンズの開発者として勤める。
キャリアとは異なり、少年の頃からコミックスに興味を持ち、1977年にSF怪奇冒険漫画、”アルトゥリ・モンディ” シリーズよりデビュー作、”アブェンテゥラ・ス・エフェスト”をネルビニ社より出版。
近年再版された”フゥーガ・ス・イッサル”、”ル・ウルティマ・フォルテッツア”、”イル・デモネ・ディ・アズル”と”クラブ・ネブラ”もこの頃の作品。
”アルトゥリ・モンディ”を原作に、日本アニメーションより全52話のテレビアニメシリーズ、”宇宙船サジタリウス”が1984年に制作される。後に日本アニメフェスティバルにて”アトム賞”を受賞する作品となる。
宇宙船サジタリウス
トッピー
ジラフ
ラナ
その後
トッピー、ジラフ、ラナはそれぞれ宇宙船サジタリウスのメインパイロット、パイロット、調査担当を務めてる。
宇宙を旅し、様々な生物や惑星との出会いを描くテレビシリーズの反響は大きく、52話予定のシリーズは77話に延長。
その後ヨーロッパでも放送されるが、イタリアでは今だ放送されず。
2015年にロモリはプロジェクトを再スタートさせる:”マグダラ”と”アルトゥリ・モンディ”の続編5冊の出版にてトッピー、ジラフ、ラナの新しい冒険が描かれる。
80年代
1980 – ”アルトゥリ・モンディ” シリーズの、”フゥーガ・ス・イッサル”、”イル・デモネ・ディ・アズル”、”ル・ウルティマ・フォルテッツア”、と”クラブ・ネブラ”をモデナの出版社”ザンフィ・エディトーリ”より出版。
1981 – 日本アニメーションと契約、各エピソード30分のテレビアニメショーンの制作が決定。当初は2クール(26x2)を予定。
同時期に(未出版の)作品、”シンフォニア・デル・ヌォヴォ・モンド”と”ロ・オルガノ・ディ・カタロン”を手掛け、未発表のテレビアニメのストーリーボード6話分(約600枚近くのイラスト)を手掛ける。
1982 - 日本アニメションより”宇宙船サジタリウス”の6分のパイロットフィルムが制作される。
1985 - リスボンの出版会社、”エディトリアル・プレゼンシャ”より”アルトゥリ・モンディ”の第一巻がポルトガル語で出版される。題名は”Outros Mundos (Toppe, Girafo e Sapo) – Fuga em Issar”に改名。
1986 – 1986年1月10日から1987年10月3日まで、テレビ朝日系にてテレビアニメシリーズ”宇宙船サジタリウス”が放送される。日本アニメーションが制作を手掛け、当時の1話30分番組、52本予定のシリーズは反響のため77本に変更された。
同年、リスボンの出版会社、”エディトリアル・プレゼンシャ”より”アルトゥリ・モンディ”の第二巻がポルトガル語で出版される。題名は”Outros Mundos (Toppe, Girafo e Sapo) – O demónio de Azur”に改名。
1987 - スペイン、レオンの出版会社”エディトリアル・エベレスト”より”アルトゥリ・モンディ” の4作品がスペイン語で出版される。同年”エディトリアル・プレゼンシャ”よりポルトガル語で3作目の”アルトゥリ・モンディ”が展開。
1988 – 4月10日にテレビアニメシリーズ”宇宙船サジタリウス”が日本アニメフェスティバルにて”アトム賞”を受賞。
90年代
1993 -9月に出版会社”リトグラフィー・ネルビ・ニィー”より初のユーモアコミックス、マグダラに挑戦:メインキャラクターは擬人化したマグダラと言う名の猫の物語。
同年、同シリーズの第2作”マグダラ、ラ・ミア・ミリオーレ・アーミーカ”の制作も手掛ける。
1994 -同シリーズの第3作”マグダラ、ラ・カッサ・ズバリアータ”の一部を制作手掛ける。同年よりLAV(Lega Anti Vivisezione・生体解剖反対運動)の雑誌、”ピッコレ・インプロンテ” とのコラボレーション企画が始動:物語の主人公、レナトと言うなの狐を通して、2006年までに子供達の動物愛の認識を高める為のコミックを約30話掲載。
1996 -出版会社”ナルディニィー・マリピエロ”と”ペロとペラ”の絵本4冊を手掛ける:”イル・ボルティコーネ” 、”イル・グランデェ・フルト・ディ・ココメリ”、”ラ・マンマ・ア・センプレ・ラジョーネ” を手掛ける。
2000-2015年
2001 – ”ペロ&ペラ”の作品計12本を”ユニコープ・ミニモンド”にて掲載。
2013 – ”タマリ・モンタニア・エディツィオー二”より出版された ジュセッペ・アルフィオ・チャバッティー作の”Alpi Apuane. Ferrovie e sentieri. 17 itinerari da scoprire tra storia e natura”にてイラストを2作担当。
2015 – ”マグダラ、ラ・カッサ・ズバリアータ”と同シリーズの”アレア666”を手掛ける。
”ユー・ケンプリント・セルフパブリッシング”にてマグダラの計3作を出版。また”アルトゥリ・モンディ”計4作の再販も行われる。
2016-2017年
2016 – ”ユー・ケンプリント・セルフパブリッシング”にてマグダラの4作目”アリア666”が出版される、またスペイン語版の”アルトゥリ・モンディ” シリーズのより”フゥーガ・ス・イッサル”も再版される。
マグダラシリーズの5作目:”ラ・ノッテ・ディ・ハロウィン”が完成される、こちらは2017年のANAFI(Associazione Nazionale Amici del Fumetto e dell’Illustrazione、ナシオナルコミック&イラストアソシエーション)の会員登録特典として出版された。
同年7月にはリミニのアニメ、コミックス、ゲームの国際イベント、”リミニコミックス”の企画、”カーテゥン・クラブ・リミニ”にて”宇宙船サジタリウス”が放映される。17日には”カーテゥン・クラブ・リミニ”より功労賞を受賞
”ユー・ケンプリント・セルフパブリッシング”にてSFシリーズ”アルトゥリ・モンディ”より新作”スペッキオ・ディ・モンディ”を手掛ける。
2017 - 同出版会社より子供向けの絵本”ボスケット・ディ・バロッキ”、”リ・イソラ・ディ・ピングィ二”、”イル・パッロネ・デ・ロ・ツィオ・ポルドを手掛ける。また、マグダラシリーズの第2作”ラ・ミア・ミリオーレ・アーミーカ”のより”インフルッシ・マレーフィチ”のチャプターがフルカラー本として出版される。
4月にはヴィチェンツァのコミックスイベント、”ヴィコミックス”にてスペシャルゲストとして参加:”ロ・スッペキオ・ディ・モンディ”のカバーをモチーフにイベントのメインイラストを手掛ける、また限定版で99枚石版印刷され、サイン入りで販売された。
10月8日にはカステル・デ・リオ(ボローニャ)のコミックイベント”マグナス・デーィ”のゲストとして招待される、記念にサイン入りのイラストが手掛けられた。
12月には週刊少年ジャンプ50周年企画、Jump’s Universal Manga Contestに参加。”宇宙船サジタリウス”のキャラクターが登場する、32ページのSF作品”Kthalon”を発表。MediBangにて掲載される。
ANNI 2018-2019
2018 - 1月13日と14日にモデナのコミックスイベント”CosMo”に参加:”宇宙船サジタリウス”のメインキャラクター3人がドラゴンに乗り、モデナの空を駆け巡る様子を記念イラストとして手掛ける。また”アストリィーナ”出版とのコラボが実現し、Diabolikとのコラボイラストが限定版、そしてサイン入りで描かれる。
3月にはルッカのイベント”ルッカ・コレツィオナンド”に参加、サイン入りの50枚限定のイラストを手掛ける。
4月21日と22日は”ゴデガ・フメッティ”のスペシャルゲストとして参加、同イベントのメインイラストを手掛ける。
”ユー・ケンプリント・セルフパブリッシング”よりマグダラシリーズの6作目”コスプレイヤー・アル・ムッカコミックス”、7作目”ラ・ファボーローサ・スコペルタ・ディ・アトランティデ”、8作目”イル・クラモーロズォ・フルト・デラ・ナッシタ・ディ・ブェネレ”が出版される。同シリーズの”ラ・ミア・ミリオーレ・アーミーカ”と”ラ・カッサ・ズバリアータ”がカバーリニュアルを兼ねて再版される。
同年10月には出版会社”エディツィオー二・二コラ・ペッシェ・エディトーリ”にてコミックス本、”ウナ・バッレ”のカスティーリオンチェロの風景のイラストを担当。”ガブリエレ・ベルナベィ”と”ジョバンニ・デリ・エスポスティ・ベンツーリ”の”マグナス”(実名ロベルト・ラビオラ)へのオマージュの一冊。
11月にフィレンツェの図書館、”オブラーテ”にてマグダラシリーズの”イル・クラモーロズォ・フルト・デラ・ナッシタ・ディ・ブェネレ”を”アルベルト・ベッカティニー”の作品と一緒にプレゼンを行う。
2019 - 1月19日にフィレンツェのデジタルアーツスクール、”ネモアカデミー”のオープンディにフランチェスコ・キャタンティと参加。
4月5日にはローマのコミックスイベント”ロミックス”にスペシャルゲストとして参加。
4月27日にはパドヴァの植物園でのイベント”リスベーリ”にて、”Martin Mystère”の作者”アルフレード・カステッリ”と生物学者”マリエッラ・ラゾット”と参加。
同年フィレンツェのアニメイベントFlorence Fun & Japanにてキャラクタデザイナー、西位輝実先生と参加。功労賞”Gold Drake2019”を受賞、西位輝実先生が手渡しを行った。
7月には”リミニコミックス”の企画、”カーテゥン・クラブ・リミニ”にて、展示会を展開:リミニの美術館に”イル・メラビリオーズォ・モンド・ディ・アンドレア・ロモリ(アンドレア・ロモリの素晴らしい世界)”が開催される。また、同企画のショートアニメションの審査員も務める。
10月、バルベリーノ・ディ・ムジェッロの”ムジェッロコミックス”にてスペシャルゲストとして参加、展示会、”アルトゥリ・モンディ、イタリアから日本へ”を開催。
10月31日、”ルッカコミックス”にて、ネモアカデミーのゲストとして参加、またAnimeClick(漫画、アニメ専門のウエブページ)より”スペシャルAnimeClick賞”を受賞、編集長の”アレッサンドロ・ファルチャトーレ”より賞が渡されました。
2020
2020 – フィレンツェの出版会社、”ラ・チッター・デレ・ヌボレ・エディッイオ二ー”よりアンドレア・ロモリのバイオグラフィーを描く、”アンドレア・ロモリ”が出版される:
”宇宙船サジタリウス”を始め、”アルトゥリ・モンディ”のキャラクター、トッピー、ジラフ、ラナのイラスト、ボツ、ラフ、未公開イラストを収録した一冊が誕生した。
今は”アルトゥリ・モンディ”シリーズの新作”カタロン・ポルタ・インフェリ”を手掛けてる最中だ。
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